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幼保一体化

役割と意義
幼保併設型施設の誕生は『幼稚園と保育園の両方の長所を生かす施設に対するニーズの高まり』が大きな要因です。幼稚園は学校教育法第22条により『義務教育およびその後の教育の基礎を培うものとして、幼児を保育し、幼児の健やかな成長のために適当な環境を与えて、その心身の発達を助長することを目的とする。』と定められております。幼稚園の位置付けは、小学校入学に向けての教育機関として位置付けられます。幼稚園の良さは『友だちが多い』『庭が広い』『カリキュラムが充実している』『預かり保育を柔軟に利用できる(利用に際しあまり制約がない)』ことがあげられます。一方、保育園は、児童福祉法第39条の規定に基づき『保育に欠ける子どもの保育を行い、その健全な心身の発達をはかることを目的とし、入所する子どもの最善の利益を考慮し、その福祉を積極的に増進する。』と定められております。保育園の位置付けは、お子さまの養護を中心に教育も一体的に行う福祉施設の位置付けです。保育園の良さは『長時間保育』『給食』『家庭的な雰囲気での保育』『異年齢児の縦割り保育』があげられます。各々の長所を活かし、若竹学園では平成17年4月に県北で最初の幼・保一体化を川本若竹に設立しましたが、平成21年4月寄居若竹のオープンをもって、篭原・川本・寄居の3園すべてが幼・保一体化としての機能を持つことになりました。
平成26年4月に内閣府・文部科学省・厚生労働省により就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律「認定こども園法」が定められました。従来の篭原・川本・寄居の幼保一体化園は「幼保併設型」としこれまで通り地域のニーズに応えるとともに、篭原さみどり認定こども園を令和5年4月1日に開園いたしました。それぞれの特徴を活かし、次のようなケースで問題が解消され、大勢のご家族に喜ばれております。
  • ゾーニング”環境について
  • 0~2歳と3~5歳では、遊びや活動の内容が大きく異なります。若竹学園では、0~2歳は室内でのサーキット型の遊び、 3~5歳は広い園庭・多目的ホールを活用しての遊び・体育活動と”ゾーニング”により環境設定を分けています。
  • 3歳になったら上の子どもは幼稚園に転園させたい。でも、下の子がまだ、保育園児なので送迎が二度手間になってしまう
  • 幼・保一体化では兄弟姉妹一緒の送迎が可能です。また、下のお子さまの保育料は半額になります。
  • 共働きなので、習い事の送迎ができない。
  • 若竹学園では課外クラブが充実しております。(園によって多少異なりますが、スイミング、リトミック、イングリッシュ、サッカー、体操クラブ、バレエ、ピアノなどがあります。)また、クラブ終了後も保育が継続できます。※習い事は、園により多少異なります。詳しくは、各園のホームページをご覧ください。
  • 毎日の仕事ではないので、保育園の必要はないが、正規雇用になった場合、柔軟に対応してもらいたい。
  • 保育園の入所基準に関係なく、幼稚園の預かり保育は自由に利用できます。(延長保育時間は、原則、保育園と同じ。また、完全給食が寄居の一部学年を除き選択可能になります。) ※完全給食は、遠足などの一部行事日程を除き、他の幼稚園児が、お弁当の日も給食を選択する園児向けです。
  • 仕事はしていないが、週1回、月1回ぐらい親の習い事、急な用事などで預かって欲しい。また、近所に友だちがいないので、子どもがもっと遊んでいたいと望んでいる。
  • 幼・保一体化は、突発的な用事の場合でも、幼稚園の預かり保育はその日の申込みで、また、未就園児の皆さんは、保育園の一時お預かりを1週間前登録・3日前まで予約でご利用できます。詳しくは篭原のこキッズ保育園、川本のこキッズ保育園、寄居のこキッズ保育園のホームページをご参照ください。
今、子どもたちを取り巻く環境は激変しております。私たち学園スタッフの願いは、昔、あたりまえのように安全であった遊び場、大勢の友だちとの触れ合いの場を、子どもたちに取り戻し、それぞれのお子さまの個性、特性を思う存分に伸ばせる環境をつくることです。そして、核家族化や雇用形態の変化により、保護者さまがさまざまなライフスタイルの選択を余儀なくされる中で、お子さまの成長過程および個々のご家族の事情に応じて対応できる保育環境を充実させることであります。この幼・保一体化が、お子さまとご家族の夢多き未来に向けて、少しでもお役に立てれば幸いです。
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